水不足について
昨年来の厳しい日照りにより、ケープタウンは深刻な水不足に見舞われています。このページでは2018年ウィキメディア開催の関連情報として、現状の説明と経過の見守りをしていきます。
一言で言えば – 幸い、カンファレンスの開催は一年で一番雨が多い時期 (7月) ですが、それまでに水不足が解消しているかどうかは保障できません。運営委員会ではカンファレンス会場やホテル、観光関係の省庁と連絡を取り、現状の把握に努めています。(2018年2月21日現在)
ウィキマニア・カンファレンスの運営者は状況を注意深く見守り、ウィキマニアのウィキ上で情報を更新します。
逆浸透膜式浄水施設が導入され、上水道の配管に繋がりました(情報源はケープタウン市役所: 水資源ダッシュボード)。ケープ市当局によると、 has announced that due to good rains during 2018年年頭から雨に恵まれ、ダムの貯水量は43%まで回復したそうです。そこで「渇水のデーゼロ」が2018年か2019年にくるという予測は解除されそうですCite error: Closing </ref>
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tag、ケープタウン市民の思い切った節水が効果を現わし[1]7月9日まで10週間以上も延びています。ウィキメディアの開催は7月半ばであり、例年はケープタウンで最も雨が多い時期に当たることから、今年の日照りが解消するなら問題はないはずですが、天候は予測不可能であり、可能性としては干ばつがさらに一年、続くかもしれません。
カンファレンス会場とホテルの対策
カンファレンス会場と宿泊先の担当者によると、会議参加者の訪問先には干ばつの影響にひどい影響を与えていないとのことです。しかしながら状況によって影響度を抑える準備として、代案を立ててあるそうです。
交渉先のツォゴサンホテル系列 (Tsogo Sun Hotel chain) では、よそから水を持ちこんだり、所有地内に井戸を掘ったりする節水と水の貯蔵計画を立てました。ケープタウン市当局は市民に対し、このホテルがあるCBD地区 (中央ビジネス街) では全市断水の当日もそれ以降も、断水しないと発表しました。この地区は貯水ダムのほか、港湾地区に隣接した海水淡水化プラントから供水されています。
そうは言うものの、節水を意識することは大切であり、水の無駄遣いをしないように行動しなければなりません。
市の対策
今後、実際に全面断水する日まであらゆる方法で節水の努力をして、ひとりが1日に使う水を50リットル以内に減らすよう、市民に呼びかけています[2]。全面断水以降はケープタウン市内に給水ポイントを200カ所以上設け、ひとり1日当たり25リットルを配給します。水の受け取りが確実に秩序立てて行われるよう、給水ポイントには警備員を配する予定です。
給水量を補うため、市は取水する地下水層を2カ所追加しており、また海水淡水化プラント3カ所を新設中です。
あなたにもできること
ではいくつかヒントをご紹介しましょう。
- シャワーは2分限定に。それよりも短縮できるならすごいです! (今から家で練習を!)
- 体をぬらしたらシャワーを止めてボディーソープを塗り広げ、ゆすぐ順番を考えながらシャワーで体の上から手早く流していき、水を止めて終わり。
- トイレを1回流すとおよそ12リットル消費。そこでできるだけ流す回数を減らし、1日1回に近づける。
- 歯を磨く間は水を流しっぱなしにしない。
- ホテルではベッドメーキングを毎日してもらわない (洗濯で使う水は大量!)
ポイント:通常、人はシャワー1回でおよそ50リットルの水を消費。2018年2月1日現在、ケープタウン市議会は水の使用量をひとり1日当たり50リットルに制限しています。ところが1日あたり30リットルで生活できる人もいるそうです。皆さんもそちらの人になりましょう!
関連項目
- 環境への影響 – 2018年ウィキマニアが環境に与える影響の全体像
外部リンク
干ばつの公式情報
非公式 (だけどお役立ち?) アドバイス
脚注
- ↑ 2018年2月20日ニューヨーク・タイムズ 電子版掲載「市民の節水でケープタウンの〈デーゼロ〉先送り」より。
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